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ダンプトラックの前で、タイヤの輪止めを持った建設資材のドライバーのキャラクター
職種図鑑

ドライバー(建設資材・ダンプ)の仕事内容と給与。現場と採石場・処分場をダンプで行き来する仕事

ドライバー/ダンプ運転手 土木の残土運搬・砕石とアスファルトの運搬・産業廃棄物の運搬
集計 2026年10月5日(掲載求人から自動で集計)監修 高谷 匠

数字で見るドライバー

KENSETSU-Xの掲載求人のうち、職種がドライバーの463件を集計しました。

掲載求人
463件
うち正社員409件
賃金の下限の中央値
24.0万円
真ん中の半分は21.1〜26.9万円
年間休日の中央値
105日
120日以上は16.3%
「未経験」に触れる求人
17%
463件中78件
01 TYPES

建設のドライバーは、運ぶもので3つに分かれる

求人票に「ダンプ運転手」とあっても、工事現場の土を運ぶのか、採石場や工場から砕石・アスファルトを届けるのか、解体で出た廃材を処分場へ運ぶのかは会社で違います。行き先が変わると1日の動きも変わるので、応募前に何をどこへ運ぶのかを聞いておくと、入社後のずれが減ります。

工事現場で、バックホウが掘った土をダンプトラックの荷台に積み込んでいる様子

土木の残土運搬

道路や宅地造成の現場で、バックホウが掘った土を荷台に積んでもらい、残土の受け入れ地へ運ぶ。帰りに埋め戻し用の砂や砕石を積んで現場へ戻ることもある。

採石場で、ホイールローダーがダンプトラックの荷台に砕石を積んでいる様子

砕石・アスファルトの運搬

採石場で砕石や砂利を積み、道路や造成の現場へ届ける。アスファルトの工場で合材を積み、冷めないうちに舗装の現場へ運ぶ求人もある。

処分場で、ダンプトラックが荷台を上げてコンクリートがらを下ろしている様子

産業廃棄物の運搬

解体や改修の現場で出たコンクリートがらや木くずを積み、処分場や中間処理の施設へ運ぶ。荷を渡すときは、紙か電子のマニフェスト(産業廃棄物管理票)で受け渡しを記録する。

02 A DAY

点検で出て、洗車で終わる。残土を運ぶダンプの1日の例

よくある流れです。運ぶものと、現場から受け入れ先までの距離で前後します。

  1. 車庫に出勤アルコールチェックを受け、タイヤ、ブレーキ、荷台の上げ下げを点検してから出発する
  2. 朝礼・危険予知(KY)活動現場の出入口の場所、ダンプを止める位置、誘導員との合図を確認する
  3. 積み込みと運搬バックホウで荷台に土を積んでもらい、荷台にシートを掛けて受け入れ地へ向かう
  4. 休憩建設現場は10時と15時に休むのが一般的。運転の合間に、受け入れ地や現場の待機中に休むこともある
  5. 午後の往復受け入れ地で荷台を上げて土を下ろし、伝票を受け取って現場へ戻る。これを1日に何度か繰り返す
  6. 洗車と給油荷台とタイヤの泥を落とし、燃料を入れる。日報に運んだ回数と行き先を書く
  7. 終業配車の担当から翌日の現場と出発の時刻を聞いて終わる
ダンプの1日は、重機の積み込みの速さと受け入れ先の開いている時間に合わせて動くため、往復の回数や帰りの時刻が日によって変わります。現場が遠い日は、出発も早くなります。出勤の時刻と、帰りが遅くなる日がどれくらいあるかを面接で聞いておくと、生活のリズムの見当がつきます。
03 PAY

給与は日給の書き方が約6割。真ん中は月24.0万円前後

求人票に書かれた賃金の下限を、2万円ごとに数えました(449件)。

単位:万円(下限)いちばん多いのは24〜26万円(94件)
「日給」が入る 58%それ以外 42%
日給の会社では、雨で工事が止まって運ぶものがない日は、その分が減ります。雪の多い地域では冬に除雪や排雪の仕事に回る会社もあり、除雪に触れる求人は40件あります。面接では、月に何日くらい出られるかと、冬の間の仕事と給与を聞いておくと、年収の見当がつきます。
04 HOLIDAYS

年間休日は105日が真ん中。90日未満の求人も14%ある

求人票から年間休日の日数を読み取れた447件を、日数ごとに数えました。

単位:日(年間休日)中央値を含む 120日以上(16.3%)
1年の土曜と日曜を合わせると、およそ104日です。年間休日が105日前後の会社だと、土日を休めば祝日の多くは出勤になる計算です。応募前に、休日欄で土曜と祝日の扱い、年末年始とお盆の休みを確かめてください。「土日」に触れているドライバーの求人は124件あります。
日給と休みの条件が合うダンプの会社を、担当者に相談する

電話かLINEで30分。費用はかかりません。 会員登録をしておくと、条件に合う求人が届きます。

05 CAREER

免許を大きくしていき、重機にも乗る。見習いから配車の担当まで

いま持っている免許で乗れる車から始め、仕事をしながら大型自動車免許や重機の資格を取っていきます。資格取得の支援に触れる求人は17%あります。

見習い
いま持っている免許で乗れる車から始める

現場と受け入れ先の道順、重機に積んでもらうときの車の止め方、荷台を上げて土を下ろす手順を覚えます。免許の取得に触れる求人は34件あります。

普通自動車免許準中型自動車免許中型自動車免許
大型ダンプ
大型のダンプを任され、一人で現場と受け入れ先を往復する

最大積載量が6.5トン以上の車に乗るには、大型自動車免許が要ります。取るには、年齢と、普通免許などを持ってからの年数に条件があります。

大型自動車免許
重機も
現場で重機に乗り、重機をトレーラーで運ぶ

現場で重機も動かす会社では、積み込みや整地のための資格、タイヤ式の重機で公道を走る免許、トレーラーを引く免許を取ることがあります。

車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習大型特殊自動車免許牽引免許
その先
配車や運行の管理を受け持つ

どの車をどの現場に何台出すかを決める立場になります。運送の事業をしている会社では、運行管理者として乗務の前後の点呼や運転の時間を管理する道もあります。

運行管理者(貨物)

求人票に出てくる資格・条件(463件中)

大型自動車免許88%
普通自動車免許52%
車両系建設機械32%
大型特殊自動車免許16%
中型自動車免許14%
資格手当11%

いちばん多い条件は大型自動車免許でした。10トンクラスのダンプに乗るための免許です。車両系建設機械に触れる求人も149件あり、運ぶだけでなく現場で重機に乗る会社もあります。

06 AREA

ドライバーの求人が多い地域

押すと、その地域のドライバーの求人一覧に移ります。

07 FIT

向いている人、合わないかもしれない人

向いている

  • 同じ道を何往復しても、毎回同じ注意で運転できる
  • 朝の点検や夕方の洗車を、面倒がらずに続けられる
  • 狭い現場で、誘導員の合図に合わせて車を止められる

合わないかもしれない

  • 年間休日120日以上は外せない(ドライバーの求人では16.3%)
  • 雨で工事が止まると収入が減る働き方が不安
  • 1日の大半を一人で運転して過ごすのが苦手

よくある質問

Q. ダンプの運転手は未経験からでもなれますか?

A. なれます。KENSETSU-Xの掲載求人にも、未経験に触れているドライバーの求人があります。ただ、乗れる車は持っている運転免許で決まります。普通自動車免許は取った時期で乗れる車の重さが違うので、まずはその免許で乗れるダンプから始め、仕事をしながら中型や大型の免許を取っていきます。免許の費用を会社が持つかは、面接で聞いておくと入社後の出費の見当がつきます。

Q. ドライバーの給料は日給ですか、月給ですか?

A. 給与の書き方に「日給」が入るドライバーの求人は半数を超えます。日給の会社では、雨で工事が止まって運ぶものがない日は、その分が減ります。面接では、月に何日くらい出られるかと、雪の多い地域なら冬の間の仕事を聞いておくと、年収の見当がつきます。

Q. 大型自動車免許がないと応募できませんか?

A. ドライバーの求人票にいちばん多く出てくる免許は大型自動車免許ですが、普通自動車免許や中型自動車免許で応募できる求人もあります。大型自動車免許は、年齢と、普通免許などを持ってからの年数に条件があり、すぐには取れません。入社後に会社の費用で取れるかどうかを求人票で確かめ、書かれていなければ面接で聞いてください。

ドライバーの求人を、休日と給与で絞って見る

KENSETSU-Xには建設の求人だけが載っています。寮つきや未経験可でも絞り込めます。

出典

集計の方法:2026年10月5日時点でKENSETSU-Xに掲載中の求人のうち、職種がドライバーの463件を集計。賃金は求人票に書かれた下限(月額)で、賞与・手当を含まない。年間休日は求人票の記載から日数を読み取れた447件。資格・条件の割合は、求人票の本文にその語が出てくる件数の割合。1日の流れは一般的な例で、特定の会社の実例ではない。

この記事の監修者

高谷 匠

高谷 匠

TAKATANI TAKUMI

TEAM-X株式会社 取締役COO/一般社団法人建設技能者転職支援協会 代表理事

新卒でリクルートに入社し、採用コンサルティング会社HeaRのCOO、アイ・グリッド・ソリューションズのEV事業責任者を経て、2025年12月にTEAM-Xへ参画。会社全体の事業戦略と組織構築を統括している。

  • 厚生労働大臣許可「建設業務有料職業紹介事業」(許可番号 27-ケ-30001。制度創設から約20年で全国4団体、近畿の団体としては初)を運営する一般社団法人建設技能者転職支援協会の代表理事
  • TEAM-X株式会社 取締役COOとして、施工管理・職人の人材紹介から採用コンサルティング・RPOまでの事業戦略と組織構築を統括
  • 新卒でリクルートに入社後、採用コンサルティング会社HeaRのCOO、アイ・グリッド・ソリューションズのEV事業責任者を歴任
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